今年ももうお終い。
年末近くに初めて軽い「ハンガーノック」を経験した。
ハンガーノックとは身体の糖質を使い切り低血糖状態になってしまうことである。
自転車でサイクリングロードを約50km弱走って休憩所で無糖缶コーヒーを飲んで休憩。
この時右手の中指が攣ってしまって缶がうまく持てなくなった。
これは頑張りすぎると出てくる症状なのであまり気にしていなかった。
休憩所を出てゆっくり自宅を目指して戻る家まであと2kmの地点が長い登り坂。
ここで突然身体に力が入らなくなり両足の内股が攣りそうになり痙攣。
ギアをどんどん軽くして何とか坂を登るも今度はふくらはぎが痙攣。
どうにか帰宅できたが頭は朦朧として本当に危なかった。
ハンガーノックという言葉は知っていたがまさか自分がなるとは思わなかった。
学生時代 柔道部の合宿では寝起きですぐにハードなランニングと筋トレが当たり前
通常の練習でも途中で吐かないように食事を抜いていた。
しかしハンガーノックなんて事は一度もなかったし、そんな言葉や概念さえ持っていなかった。
この年になるとやはり身体は衰えているのだと悲しくも実感する。
体重は高値安定
一時は97kgを超えてしまったがその頃狭心症のためカテーテル手術をしてもらった。
手術後飲酒は週一回日曜日だけ
煙草はプルームテックに変更
酒を控えるとゆるゆると体重は落ちていく
体重がはげしく増加していた頃は2.7リットル入りのウイスキーを月に2本消費していた
今は同じウイスキーが2ヶ月もつようになった。
病気をするまでは
「もう楽しいことも苦しいことも沢山経験したから いつ死んでも悔いはない」
と無責任に思っていたが、この考えの甘さを病気に教えられた。
健康的に生きるための努力は自分の為ではなくて周りにいる人の為であるとしみじみと感じる。