中学時代からの友人と伊豆の北川温泉へ行って来た
昨年カミさんとも北川温泉へ来たが今回宿泊したのが前回の宿の別館だ
普段男同士の飲み会旅行では飲み放題付きで1万円チョイの格安チェーンホテルにばかりだが今回はちょっと良い旅館にしてみた
宿の手配から電車の予約まで全て友人におまかせ
今回はリゾート列車に乗りたかったので車ではなく敢えての鉄道旅
横浜で待ち合わせてサフィール踊り子号に乗車
この列車全席グリーン車である
シートが3列なので横幅の余裕があり 電動でオットマンまで備えている
海が見える辺りで予約したカフェテリア車両で軽く食事
食堂車で食事ってものすごく久しぶりな気がする
ワンタン麺を食べたのだが おいしい
新幹線で食べる駅弁と違って 暖かい麺類を食べる事の出来る幸せ
更にカウンター席は窓に向かって座るから外の景色も楽しめる
こんな電車ならもっと長時間乗っていたいと思わせる快適さ
宿に着いたらすぐに温泉
まずは宿のそばにある外部の黒根岩風呂へ
ここは波打ち際の露天風呂
丁度良いくらいに海が荒れていて波の造形と音を楽しみながらゆっくり入浴
デブが浴衣を着るとまるで力士のようだ
それも強い力士ではなく引退間近のロートルちゃんこ番の相撲取り
宿に戻ってすぐにビールで喉をうるおす
少し酔ってきた頃に夕食
わさび焼酎を飲みながら懐石料理に舌鼓
刺身用に自分でおろすわさびが着いている
わさびをたっぷりおろしてわさび焼酎のロックに入れてやる
わさび好きの私にとってはとてつもない贅沢だ
すりおろしたわさびは辛味より香りが強い
それがたまらない
食事が終わって部屋に戻れば布団が敷いてある
おい!
オッサン二人の旅行で布団をくっつけておくなよ
友人に「優しくてしてね!」なんて冗談を言われるて更に震え上がる
何か笑ってしまってわざわざティッシュを枕元に置いて写真を取ってしまった
布団を上下左右に離して就寝
翌朝は朝食前に温泉
海を望む露天風呂をゆっくり楽しむ
朝食はよくある旅館の朝食
何故か旅館の朝食ってものすごく美味しく感じる
朝食後に又温泉
こりゃたまらんね
宿をチェックアウト後は熱川駅前を散策して食堂へ
昼からビールを飲みながら天重
非日常に食欲のタガが外れる
最近ちょいとお高めの食堂では天丼ではなく重箱に入れた天重が主流である
重箱に入れたほうが見た目はいいが 食べやすさでは圧倒的に丼の方が良い
やっぱりこういう食事は丼を持ってワシワシ食いたい
重箱でお上品に食べるのが面倒でつい重箱を丼のように口元まで持ち上げてワシワシ食べてしまう
あまり地元では出来ないお下品マナーだ
食事を終えて駅でトイレに入り手を洗うときに鏡を見ると口の横に米粒が2つ
還暦過ぎて何をやっているのか恥ずかしくてたまらない
帰りもサフィール踊り子てのんびり帰宅
ゆったりしたシートに見を預けると疲れと酔いでまぶたが重くなる
こうして楽しい飲み会旅行はおしまい
2週間後には違う友人と熱海で又飲み会旅行に行く予定だ
楽しみが多くて嬉しい!