遂にラーメン二郎デビュー!
男60才の初体験だ
乙女の初体験は甘酸っぱいのが定番だが
オッサンの初体験は脂ぎった醤油味
インスパイアじゃない本当の二郎でラーメンを初めて食べた。
鵠沼で朝より軽作業をしていて、思ったより早く作業が完了。
ふと二郎に行ってみようと思い立つ
二郎湘南藤沢店は作業場所からバイクで15分もあればつく。
10:30頃到着 11:00の開店待ち
店舗の隣の待合室で待つ
私の前にに並んでいた人は5人 それが段々増えてくる。
客層は見るからにオタクなおじさん もしくは デブ
季節は春なのに明るく春らしい服装の人は皆無。
暗~い色使いのTシャツにやはり地味な色味のズボンのむさい男集団が無言で群れている待合室
外から見ればちょっと異様な感じがするこの集団に見事に溶け込むデブの私。
開店10分前まだ食券買う前に店員さんに麺の大きさを聞かれる
「小」にしたが「麺少なめ」で頼む人が多く 食べきれるか少し不安になる
いよいよ開店 待ち客は20人以上いる
予習しておいたのだが食券買ったらそのまま横にあるレンゲとセルフの水を持ってカウンターへ行く
いったん着席してから水やレンゲを取るために離席するのはルール違反らしい
ルール違反をしても言葉でたしなめられる事は無いものの客全員に心の中で「ギルティ」と叫ばれてしまうらしい
例の「にんにく入れますか」には初心者らしく「そのままで」で対応
本当に「ニンニク 野菜マシ アブラ」とか言う人が沢山いるんだ。
知らん人がこれを聞いたら呪文だと思うよね
出てきたラーメンがこれ
食べ始めると後ろで立って待つ客の視線が背中に刺さる
ここで残したりゆっくり食べたりすると
「ギルティ 万死に値する」となってしまう
もう何も考えずワシワシ喰う。
そう二郎では頭で考えて味わってはいけないのだ
Don't think! Feel.
これこそが二郎の食べ方なのだ
考えるな!感じろ
う~ん 奥が深い
小サイズでも結構量がある
普通のラーメン屋の大盛より多い
ものすごく急いで食べた訳じゃなけれど最初に食べ終わってしまった。
隣の席のデブを見れば同じ小サイズの注文で同時に食べ始めたのにまだ半分しか食べていない
ネットの大げさなデマに騙された
モタモタしてると見込みで茹で始める麺のロットが崩れるから一気に喰えと書いてあったけれど
急がずとも普通に食べても大丈夫
さて 味であるがまさにジャンクの王道
下品でうまい!
そしてインスパイアのぎょうてん屋や豚山とかも上手にまねているものの野菜の処理が本家にはかなわない感じがする。
やっと念願の二郎のラーメンを食べることができて嬉しい
敷居が高くて行きそびれている人に言っておこう
二郎 恐るるに足らず!