雪景色を見ながら風呂に入りたくて
友人と会津の東山温泉へ行ってきた。
東京駅の新幹線ホームの駅弁屋で国技館の焼き鳥を見つけた。
相撲見物に行った人しか食べる事ができないというあの焼き鳥だ。
噂によると国技館の地下にある巨大厨房で焼き上げていると言われている逸品である。
冷めても滅法旨いと言う評判を聞いていたので即購入。
さぁ「居酒屋やまびこ133号」出発である。
国技館の焼き鳥 期待が大きすぎた。
スーパーマーケットの駐車場で軽トラックの屋台で売っている焼き鳥みたいだ。
確かに美味しい。
でも 普通。
何故あんなに絶賛されているのかわからない。
私の舌が馬鹿なだけか?
新幹線での宴会は郡山まで
送迎バスまで時間があるので食堂へ。
看板に創業100年と書いてある。
入り口の垂れ幕には創業120年と書かれている。
中に入ったら創業150年とか書いてあれば面白いのだがそんな事はなかった。
そうか 看板を作ってから20年経っているんだな。
会津ラーメンを食べる。
山菜が乗った喜多方ラーメンに少し似たラーメン。
麺は茹ですぎで完全にのびている。
スープも少しぬるい。
随分とお年を召した女性がゆっくりゆっくりと持ってきてくれる。
店内はエアコンが壊れているのか小さなファンヒーターだけで寒い。
「三丁目の夕日」に出てくるような懐かしい空間。
昔子供の頃にささやかな贅沢で親に連れて行ってもらった食堂はこんな感じだったと思う。
こんな食堂が生き残っていられる会津若松という街はいいなぁ。
宿泊は東山温泉グランドホテル。
残念ながら雪はほとんどない。
6畳和室+ツインベッドの部屋だが
ベッドルームが独立している。
オッサン2人で泊まる部屋じゃないぞ。
着いたら早速持ち込んだビールを飲み始める。
ほろ酔いで温泉へ。
内湯は広くて気持ち良い。
露天も外気が冷たくて最高である。
露天風呂の楽しい季節はやはり冬だ。
のぼせて湯から上がると一気に体が冷える。
慌てて再度湯につかる。
そんな繰り返しが楽しい。
風呂から上がったらバイキングの夕食。
当然飲み放題付き。
会津の郷土料理も多くて楽しい。
鯨飲馬食の〆はラーメン
茹で置いた麺に自分で具とスープを注いで作る。
やけにうまいぞ。
やっぱり私の舌はバカだ
食べ過ぎ 飲みすぎで部屋に戻ってから少しウトウト。
腹が落ち着いてから今度は持ち込んだ会津の地酒で飲み直し。
つまみは かっぱえびせん
やめられない とまらない というキャッチフレーズは違法薬物みたいだな。
キャッチフレーズ通りあっという間に食い尽くし。
次はよっちゃんいかをあてに飲む。
酔ってくるとこのチープさが嬉しい。
泥酔と温泉の旅 なかなか良い出足である。