デブ親爺の自転車ダイエット

escape R3に乗ってダイエット

大阪 その2

大阪で太陽の塔を見てきた

1970年 expo70は当時の少年の夢であった

太陽の塔 お祭り広場 アメリカ館の月の石

当時の子供にとって東京~大阪間は今の数十倍も遠かった

とてもじゃないが連れて行ってくれと親に頼むことすらできなかった

だからこそテレビ 雑誌からの情報だけが万博の全てだった

あれから半世紀 遂にかつての万博会場に足を運ぶことが出来た

何故今頃太陽の塔なのか?

それは重松清の「トワイライト」という小説の核をなす部分の舞台であった影響である

その中で現在の太陽の塔

「未来の残骸」と表現している

更に

「1970年の少年の目に21世紀の予想図を刻み込んだ万博会場は 21世紀の今 訪れなかった未来を懐かしむ場所になってしまったのかもしれない」

 

流石だ重松清

今の万博会場を的確な言葉で表している

この小説を読んでどうしても太陽の塔を見たくなってしまった

実際見ると本当に大きく迫力がある

モノレールの万博公園前駅を出てすぐにこの異形の圧倒的な造形物が顔を出す


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奈良の大仏 鎌倉の大仏 牛久大仏

大きな造形物は大体信仰の対象になっている

なのに何だこの太陽の塔

見る者を圧倒する力がそこにあるが しかし何のために今そこにあるのか

近寄ってみれば風雨に晒されて汚れを纏ってただそこに在る

そして当時を知る者としては何故か悲しくも感じる

太陽の塔をとりかこむ大屋根もエキスポタワーも撤去され薄汚れたままポツンとおきさられた姿を晒し続ける

さだまさしの名曲「案山子」の歌詞が頭に浮かぶ

田んぼに置去られた冬のかかし

それと同じで ただ一つだけ取り残されてそこに佇む夢の遺物

なまじ存在感がすごいだけにその悲しみも大きく感じる

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expo70のテーマ「人類の進歩と調和」の象徴として作られたこの建造物

今はただ 訪れなかったあの頃の未来の残骸 という表現がぴったり当てはまる

上部の金色の顔は明るい未来の顔

真ん中の顔は現在の顔 後ろの黒い顔は過去の顔

現在の顔がちょっと苦しそうに見えるのは昔も今も変わらない

訪れたのは日曜の午前中更に小雨模様とあってあまり人もいない

万博のあの熱狂騒ぎも今や昔話となってしまった

 

万博ブームに乗ってあの頃の少年雑誌の巻頭に50年後の未来のイラストがたびたび出ていたが

空を走る車 透明チューブの中を走る列車

学校ではロボットが先生だったり実現しなかった夢もまた多い

コンピュータや電話等は当時の予想を超えてインフラとなったが「進歩と調和」の調和部分は昔とあまり変わっていない

ロシアは戦争仕掛けるし 米ソ対立は米中対立に変わっただけだし

まぁ 私の寝室の蛍光灯も未だに伸び縮みする延長ヒモを付けてON/OFFしているくらいだから50年たっても全く進化していない

意外とそんなに物事は変わらないのかもしれない

 

これから先50年後の世界を私は見ることが出来ない

せいぜい後20年なら見る事が出来る

社会はどう変わっているのだろうか?

そして私の部屋の蛍光灯の延長ヒモはまだ着いたままなのだろうか?

 

 

 

 

 

 

大阪へ その1

友人に会いに大阪まで一泊旅行

友人と飲むのが第一の目的

それに併せて大阪のB級グルメを堪能したい

 

予めEx予約の早割で往復グリーン車を手配

これを使うとグリーン車に安く乗れてありがたい

新横浜から新幹線に乗ってすぐに駅弁
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まだ午前9時なのに早速ビール

大阪で名物の食い倒れを予定しているので駅弁は我慢しようと思っていた。

でもホームで崎陽軒の看板見たらもう我慢できない

シウマイ弁当とくればビールは必須

シウマイもおいしいけどタケノコがつまみにぴったり

結局ビールも2本飲んだ

グリーン車でゆったりしていればあっという間に新大阪

新大阪で友人と合流

友人が大阪堪能コースを考えてくれていてありがたい

道頓堀へ

有名なグリコの看板の前で記念撮影
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ものすごい人出で暑い

感覚として半分は外国からの旅行者

友人のおすすめのお好み焼き屋へ


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待ち時間が小一時間

暑くて汗が止まらない

そんな状態でやっと入れたお好み焼き屋

目の前の鉄板で店員さんが作ってくれる


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ふわふわで旨い!

ビールがとまらない

途中でハイボール

この味なら並んで食べる価値アリ

というより並んででも食べろと人に薦めたい

その後道頓堀界隈をうろうろして新世界へ

向かう

新世界に行く前に飛田新地を見学

噂に違わずすごいところだ

きれいなお姉さんが店ごとに座っていて気に入ったお姉さんがいればそのまま揚がる

本当にかわいいお姉さんばかり

若者のグループの中の一人がが意を決して揚がってのいくのを見かける

若いなぁ

もうこの年だと外から見るだけでいいや

ましてやこの暑さ

そんな事をする気にすらならない

朝から飲み始めて炎天下歩き回って少し調子が悪くなってくる

Tシャツは汗でビチョビョ

首から下げたタオルは絞ると汗が滴り落ちる

頭がクラクラしてくる

新世界に徒歩移動

途中に構えの良い銘店風の飲み屋が何件もある

吉田類の酒場放浪記に出てきそうな店ばかり

そして昼から酔って道で寝込んでいるオッチャン発見

これぞ新世界 少し嬉しくそして怖くなる

串カツ屋さんへ

せっかくの串カツなのに体調が悪くてあまり食べられない

数本食べると胃にもたれる

せっかくの美味しい串カツも食べる側の体調が悪くてはもったいないだけだ

熱中症になりかけで水分を全てアルコール飲料でまかなったのが悪かったのか

疲れが一気に広がる

熱中症にはやはりスポーツドリンク飲まなくては

 

その後ホテルに向かうのだが 友人が心配してホテルまで付き添ってくれた

普通ビジネスホテルに泊まるときはコンビニで酒とつまみを買って一人宴会をするのだがこの時はだだ横になるだけ

しばらく横になって体調を整えたらシャワーを浴びて早々に就寝する

 

翌日は単独行動

万博記念公園

念願の太陽の塔を見る

その後昨日訪れた道頓堀に再度行ってみる

大阪名物「たこ焼き」「どて焼き」「きつねうどん」を食べずに帰るわけには行かない

12:00頃だったので難波駅前のたこ焼き屋は大混雑

暑い中並ぶ気力がないので近隣をブラブラ

串カツ屋へ

昨日は盛り合わせを頼んだが 今度はお好みで頼む

餅がうまかった

当たり前だが牡蠣はただのカキフライ

エビはエビフライだ

どて焼きも頼む

甘くて味が濃すぎる

とん平焼き

とても美味しく出来たものに大量のマヨネーズとソース

ソースとマヨネーズの味しかしない

 

東京弁が気に障ったのか店員のオッサンが腕を組んでこちらを睨みつけている

怖いのでこの辺で退店

駅前のたこ焼き屋が空いてきている

早速店内で食べる

ソースとマヨネーズの味しかしない

素材の美味しさ全殺しのマヨソース味

口の中から脂っこさが消えない

他にする事もなくなって帰路の新大阪駅

新幹線改札内に道頓堀のうどんの名店が出店している

もう腹は一杯だが試してみる

さっき食べたたこ焼きのマヨソース味が口の中に残っていて出汁の旨みを感じることが出来ない

きっと美味しいうどんのはずが悔しい

 

しかし大阪の名物と言われる串カツもソースにどぶ漬けで素材の味を殺し たこ焼き等の粉ものもマヨネーズとソースで素材の味を殺している

何かもったい様な気がする

観光客向けの店ばかり行ったからなのかもしれないが残念だった

もう一つ残念なのはアニマル柄の服を来た大阪のオバサンを見ることが出来なかった事

そういうシャツを売っている店も一軒しか見つけられなかった

関西系のテレビ番組でアンケートとかやるとオバチャンは皆アニマル柄なのは印象操作なのかな

そして電車のマナーは関東圏よりも大阪御堂筋線の方が各段に良い

色々偏見に満ちた大阪観が変わったのがとても良かった

 

 

 

また キャンプ

友人に誘われてまたキャンプへ

以前3月にソロキャンプをした時は

寒くて夜あまり眠る事が出来なくて

もうしばらくキャンプは行かない

そんな風に思っていたのだが 暖かくなってくると「キャンプ行きたい!」

3歩で忘れる鶏頭 もう以前の辛さはきれいさっぱり忘れ去っている

 

場所はいつもの箱根芦ノ湖のキャンプ場

当然区画はオートサイト

車を横付け出来ないと面倒くさいからオートサイト以外は眼中にナシ

 

友人を迎えに行ってスーパーで食材の買い出し

これが一番盛り上がる

何をメインにするのか 締めの麺類はどうする デザートは何?

色々議論しつつ味付け牛肉 味付けシマ腸 豚バラ串 ソーセージ ネギ

元々果物をキャンプで食べたいという友人の希望でアメリカンチェリーとスモモ

 

いざ!芦ノ湖

ソロテントを各々張って真ん中にタープ

お互いイビキがうるさいのでテントは区画の対角線上に離して設営


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設営終わったらすぐにビール

つまみは果物

アメリカンチェリーは大きなパックを買ったから余るだろうなと思ったら意外とビールにあう 

あっという間に二人で食い尽くす

佐藤錦とか高級さくらんぼは大切に大切に食べるけど アメリカンチェリーは全く惜しげがなくて それはそれで楽しい

夕方までダラダラ飲んでいよいよ焚き火

バーボンで本格的に飲み始める

ネギとソーセージを串に刺してつまみに


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二又の串にこんな風に刺して食べていたら気がついた
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普通はこんな風に刺すよね

アルコールで頭が壊れ始めている

その後肉
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これが不味い

焼き肉用の味付け肉なのだがしょっぱい

噛み切れない

安さが売りのスーパーの客層に合わせた味付けなのかタレに旨味も香りもない

ただのしょっぱい肉

結局焚き火にくべて燃やしてしまったのだが火の中にくべてもなかなか炭化さない

何なんだこの肉

シマ腸も同様でただしょっぱいだけの脂身

これも燃料として焚き火に投下

普段食品を捨てることが出来ずに痛んだ食材を無理して食べて何度も腹をこわしたこの私に買ったばかりの肉を捨てさせる激安スーパー ロピア 恐るべし!

イトーヨーカ堂が大衆スーパーだとするなら

ロピアは底辺大衆スーパーと呼ぼう

 

メインの肉がダメで酒ばかり飲んでしまって締めのラーメンは諦める

 

テントに入って寝入りばなに雨

テントを叩く雨音はなかなか迫力がある

そんなこんなで眠って朝の4時

辺り一面 鳥たちの色々な鳴き声で満たされる

これはちょっと贅沢な時間だ

わかるのは鶯だけだけどその鴬も鳥によって色々な鳴き声をする

テント内のコットに寝ながらうるさいぐらいの鳥の囀りを聞きながら電子タバコで一服する

テントの中で寝ながら吸えるから電子タバコは偉い

気分上々で起きたらまず寝覚めのコーヒー

バーナーで湯を沸かす事すら楽しい

朝飯はカップ麺の天ぷらそば

生卵 大量のネギ 七味をトッピング

外で食べると何でもうまい

食べながら考えたのだが 安っぽいどん兵衛の天ぷらそばだからこそ旨く感じるのじゃないだろうか

少し寒い山の中の早朝

うるさいくらいの鳥の囀り

鍋の水を沸かすシングルバーナーの音

それらが積み重なって出来上がるどん兵衛

これは贅沢の極みだね

これを一袋500円もする永坂更科の乾麺をここで調理してもどん兵衛以上の満足感は得られないんじゃないだろうか

チープを楽しむというのは大人の嗜みだ

ロピアの味付け肉を除く)

 

その後は早々に撤収

箱根天山露天風呂に寄って帰宅

帰ってからが大変だ

インナーシェラフの洗濯

調味料入れと食器 調理用具の洗浄 乾燥

イステーブルの脚の拭き上げ

これさえなきゃ楽しいまま終われるのになぁ

 

 

 

PCXでプチツーリング

125CCのスクーターPCXを購入して1年経ったが買い物や近所への足代わりで長い距離を乗っていない

たまにはスクーターで走ってみるか!

125ccなので高速を使えないので下道で行けそうな場所

宮ヶ瀬から相模湖を周るコースとした

 

宮ヶ瀬湖ではダムに直行
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ダムに着いたら丁度観光放流の時間にぴったりだった

ダムの下から見る放水はものすごい迫力

水の落ちる質量と勢いの凄さに圧倒された
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放水された水は浄水場を通った水道水では無いことをわかった上で言うと

節水がなんぼのもんじゃい

あの怒涛の如き水流を見た後じゃ水を大切にする気にならない

水は勢いよく使ってこそその意味がある

ちまちま節水とか言ってんじゃねぇよ!

 

その後「水とエネルギー館」を見学

節水の大切さを学ぶ

併設レストランで名物のダムカレーを食べるか逡巡

ダムカレーとはカレールーを水と見立ててご飯のダムで野菜と仕切る

ご飯の下に仕込んだソーセージを引き抜くとカレールーが放水されて野菜の方に流れると言うもの

おもしろそうだけどカレーライスに1000円越えは何かなぁ

結局食べずに昼は相模湖で摂ることにする

 

宮ヶ瀬から相模湖へ

懐かしい

高校のボート部で合宿や試合で何度も行った場所

ボートの艇庫周辺は整備されてきれいになっているがその奥の土産物屋や観光ボート屋の辺りは昔と全く変わっていない

約半世紀前とそのまま一緒

まるでその一区画だけ時間から切れはなされてしまったかのようだ

そして何より人が歩いていない

一応観光地なのにどこにも人の姿が見当たらない

そんな区画の中の清水亭という食堂で昼飯

店の外観も半世紀前と変わっていないように見える

店内も見事に昭和 ちょっとうれしい

山菜天ぷら定食
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食べていると調理のおっちゃんが この山菜は湖の向かいの山で今朝取った とのこと

おいしいんだけれど山菜の量が多くてちょっと胃にもたれる

ごはんに少しだけおかかがかかっているのが昭和な感じでいい

 

腹ごしらえが済んでちょいとボートに乗ってみる

流石にひとりでスワン型の足漕ぎボートは恥ずかしいし手漕ぎの椀ボートも何かめんどくさい

ちょいと奮発して免許不要の船外エンジン付きのボートを借りる

30分3,000円と少し高いがこれなら丁度時間内に大きく湖内を周れるらしい

乗ってみると快適

さほどスピードは出ないが何より疲れないのがいい

遅いと行っても椀ボート漕ぐよりずっと速い
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湖上から見る景色は昔と何も変わっていない

ああここからスタートしてあのブイまで必死に漕いだよななんて色々思い出す

そういえばあの頃は練習中に水を飲んではいけなかった

夏場は耐えきれずに湖の水で顔を洗うふりして濁った水を飲んだっけ

今なら確実に腹を壊すな

 

懐かしさに浸っていたが何か違和感を感じる

何だろうと考えて気がついた

前に向かって進んでいるからだ

ボート競技は後ろ向きに進む

だから風景の見え方が違うのか

全力で後ろ向きに突き進む唯一の競技がボート競技だ

ネガティブな私にぴったりなスポーツではあったがいかんせん体力が足りなくて途中退部してしまった

 

ボートに乗って満足したら今度は温泉

相模湖のすぐそば相模湖プレジャーフォレストの浴場へ

 

のんびりお風呂を楽しんでから帰宅

 

自宅から約80km位のプチツーリング

楽しかった

今度はもう少し頑張って今度は富士山の麓で吉田うどんを食べに行ってみよう!

 

 

 

大江戸温泉 鬼怒川御苑へ

友人と大江戸温泉の鬼怒川御苑に飲み会旅行に行ってきた

大江戸温泉からのDMハガキが届き 印刷されたQRコードから予約すると飲み放題付きで

大人1人一泊8,500円

普段友人と飲みに行っても一人あたり1万円を超える事を考えればものすごく安い

他にも8,500円で泊まれる数軒のホテルの名前があったが

北海道グルメフェアの名前に惹かれて鬼怒川に決定

このホテルも大江戸温泉グループに買われるまではそこそこ高級なホテルであったのだろう

少し老朽化しているものの広くて立派


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写真は部屋の窓の景色

宿に着いたらすぐに風呂

露天風呂の脇に桜

もう半分くらい散っていたが桜を間近に見ながら風呂にはあるのは初めて

でもせっかくの露天風呂が北海道フェアで

ラベンダー湯になっている

鬼怒川の温泉に来てラベンダー湯っていうのもなぁ

風呂上がりはお待ちかねのバイキング

 


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かに食べ放題もある

でもあの細い脚のカニは食べるのがめんどくさそうでパス

横のテーブルのオッサンは他の料理に目もくれずに楽しそうにひたすらカニだけを食べている

心の中でカニクイザルと命名

小学生以下の子供連れのファミリーも多く皆が楽しそうに食べている

そういう環境で食べると何でもおいしく感じるよね

しかしこの北海道グルメフェアって栃木のプライドないのかな?

鬼怒川温泉というブランドもあるし栃木の食材だっておいしいものがたくさんあるだろうし

と書いていてふと思った

かんぴょうとイチゴしか栃木名物が思い浮かばない

かんぴょうを腹一杯食べてもむなしいし

やはり北海道推しで正解か

友人はエビの天ぷらとイカの寿司ばかり食べている

もう一通り食べてみたいという気持ちはさらさらなく好きなもので腹を満たしたいらしい

いっそバイキングはそんな食べ方が一番良いのかもしれない

たっぷり飲んで食って部屋へ

一休みして今度は持ち込んだ酒で部屋飲み

飲んだらすぐ寝られる幸せ

 

翌朝は起きたらすぐ風呂

朝日の中の大浴場は気持ちがよい

朝食バイキングも楽しい

朝から満腹満腹

 

先日行ったソロキャンプでは一区画を借りるだけで今回の旅行と同じ8,500円

ソロキャンプだと食材買ったり薪買ったりさらにお金がかかるがここは飲み放題 食い放題 温泉付きでふかふかの布団で寝られる

大江戸温泉グループって本当にすごい

 

これだから飲み会旅行は楽しくて止められない

 

 

 

ソロキャンプへ



暖かくなるのが待ちきれなくてソロキャンプへ

キャンプをするのにはまだ少し寒いのでキャンプ場はどこで予約出来る

予約がとれないことで有名な「ほったらかしキャンプ場」も予約可能

道志川添いのキャンプ場にも行ってみたい

色々悩んで結局慣れた箱根芦ノ湖キャンプ場のオートサイトを予約

天気予報を毎日確認してキャンプ日を決定

なんせ箱根の山の上だから晴れて暖かい日じゃなきゃイヤだ

天気予報を毎日確認する日々

決行の2日前にこの日こそ最適日だと確信して予約した

何せ暇と時間はいくらでもある

無いのは根気とやる気だけ

前日までに準備を万端調えて いざ当日

朝から冷たい雨 Yahoo!天気予報のバカ野郎

一昨日は晴れると言ったじゃないか

ウェザーニューズのサイトでは昼から芦ノ湖は晴れるらしい

嘘つきYahoo!を罵りながら近所のスーパーで食材を調達していざ出発

 

12:00頃芦ノ湖に着

晴れ間は見えているけど少し寒い

すぐにテント等を設営
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設営後に再度車に乗って「箱根高原ホテル」の日帰り温泉

ここはJAF割引で650円でお風呂に入れる

前回もそうだったが今回もほぼ温泉独り占め

途中から大きな浴場に自分一人だけ

少し硫黄の香のする露天風呂でのんびり過ごす

キャンプ場に戻ってすぐに缶ビール

マメザクラが少し咲き始めている


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のんびりしていたら突然雨がぱらぱらと降り始める

空は雨雲が出てきている

 

焚き火用に買った薪2束が無駄になってしまう

雨になろうがとにかく薪に火をつけてしまえ

予定よりだいぶ早く焚き火開始

幸いにその後雨は降らないものの寒い!

少し早いけどバーベキューも開始

今回は焚き火で食材を焼くだけでなく

ダイソーで300円の豆炭がセットされた簡易コンロも併用した

ところがこのコンロ 豆炭がまともに燃えない

湿気っているのか全く使い物にならない

とても不愉快

 

そのまま焚き火にコンロを放り込む
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焚き火でコンロの外装のアルミは燃え尽きて上部の網だけが焼け残る

ザマーミロ

1人だと会話する相手がいないのでものすごく速いペースでハイボールを作って飲み続ける

真っ暗な山の中に1人で何か寂しい

 

「こんなよい月を 一人で見て寝る」

 

尾崎放哉の自由律俳句が頭に浮かぶ

寂しさを表現するにこの放哉を越える人を知らない

己の寂しさを文学として昇華させたその感性は感嘆するしかない

 

ちなみに 家を誉めさせたら渡辺篤史を越える人を知らない

今は日曜の早朝の放送になる番組で とにかく家を誉める

誉めるところがなければ飼っている猫を誉める

猫がいなければ窓から見える青空を誉める

隣の家の塀まで誉める

誉めることのプロである

ちょっと余談でした

 

焚き火終わりに片付けをしてテントへ

寒くて眠れない

少しウトウトしてもすぐ目覚める

向かいのテントから子供の鳴き声と叱りつけるヒステリックなお母さんの声が何度もする

それにイラついて更に眠れない

化繊の寝袋では対応出来ない気温のようだ

翌朝 起きてすぐにバーナーで湯を沸かしてホットコーヒー

向かいのテントでは4~5才の子供が朝から奇声を上げて走り回っている

文句の一つも言ってやりたいが我慢

ところがその子供が大きな声で父親に

「すごいイビキだったね~」

「山に響きわたっていたよね~」

なんて言っている

このイビキは同じテントで寝た父親の事?

それとも離れた向かいの私のテントからの騒音?

確認することは自分を傷つける行為だと感じ下を向いてコーヒーを啜る

文句言わなくて良かった

その後キャンプ恒例のマルタイ棒ラーメンタイム

実にうまい

棒ラーメンは一袋二食入りだが断腸の思いで一食残して一人前だけにした

えらいぞ俺!

 

その後撤収して帰宅

キャンプは帰宅してからも大変

道具をまとめて3階の我が家に運び込むために巨大なバッグに入れるのだがこれが重い

全部入れることは出来るが持ち上げられない

階段を上がる回数を減らすか?

重さを減らして階段上がる回数増やすか?

2回にして頑張ってあげる

肺が苦しい もっと酸素を!

はっはっはっはっはっ呼吸が速くなる

興奮した犬と一緒だね これは

 

息を整えて

寝袋を干す

食器をきれいに洗って乾かす

持って行った調味料を戻す

部屋でも使うイスの脚を洗って砂を落とす

その他使った用具を片付ける

寝不足で疲れた身体でこれは結構めんどくさい

 

帰った晩

カミさんの作った食事を楽しみ 少々のお酒

カフカの布団でゆっくり眠った

キャンプから帰ると家の快適さが改めて実感できる

 

キャンプで

荷物を準備して 食材を買って キャンプ場で設営して 寒くて なかなか寝れない寝具にくるまって 翌朝撤収作業して 家に帰って洗ったり干したりして

 

キャンプ場代  8,700円

薪 2束   2,000円

食材    2,500円

この金額を出すと大江戸温泉グループのホテルで飲み放題つけて一泊してもお釣りがくる

何故高い金払って不便を楽しむのか?

キャンパーってバカ?もしくはマゾ?

 

もうしばらくはキャンプは行かないだろうな

そんなことを考える

実は前回キャンプから帰ってから全く同じ事を考えたのに 少し時間がたつとまた行きたくなる

それがキャンプの魅力なのか 或いは私の頭が3歩歩けば忘れる鶏頭だからなのか

どっちなのだろう?

 

マザー牧場の菜の花畑

去年 ふるさと納税で千葉の長生村に寄付をした

返礼品は九十九里にある温泉リゾート「太陽の里」露天風呂付客室宿泊券

暖かくなってきたので貰った宿泊券で九十九里太陽の里へ行ってみた

 

行く前にマザー牧場

正直マザー牧場なめてました

牛の牧場

牛舎が臭くない

どれだけこまめに掃除しているのか

牛糞の臭いがほとんどない

そして牛って大きい

動物ふれあいコーナーでヤギを撫で回す

柵の中に逃げ込んでもしつこく撫で回す

羊も撫で回す

柵の中に逃げ込んでもしつこく撫で回す

カピバラはお触り禁止
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その後

菜の花畑へ
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見渡す限り菜の花

菜の花に花の香りがあるのを知らなかった

これだけ大量に咲いていると香りがとても良い

 

その後羊のショーを見てから仔羊と記念撮影

この世の中にこんな可愛い生き物がいるのか!


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本当にこんなかわいい生き物と記念撮影が出来る

 

ところでラム肉を知っているだろうか?

仔羊の肉で臭みがなく柔らかくておいしい

更にミルクラムという肉は母羊のお乳しか飲んでいない仔羊肉で高級品

それってまさにこの世界一愛くるしい仔羊のことだよね

もう二度とラム肉は食べない

だいたい「仔羊」という単語はレストランのメニュー以外でほとんど見た事もない

論理もへちまもない偏った感情しかない愚かな動物愛護者の一丁あがり

マザー牧場のすごいところはこの仔羊ふれあい館の隣がジンギスカンレストラン

ラム肉もあるけど

流石にそれは止めとけよ!

 

その後九十九里まで高速道路を快適ドライブ

今までよく知らなかったけれど千葉県の高速道路網はすごい

昔の感覚をで千葉に行くと確実に驚く

 

この太陽の里は温泉の出るスーパー銭湯と宿泊設備からなるリゾート施設

泊まったのは露天風呂つき客室
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本館はスーパー銭湯のような大きなお風呂とサウナ

岩盤浴が売り物のようでたくさんの趣向を凝らした岩盤浴の部屋がある

初めて岩盤浴というものを体験したが

ホットカーペットの上でうたた寝をするようでとても気持ちがよい

夕飯がまた豪華
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ゆっくり酒でも呑みながら食べようと思ったら量がありすぎて酒を飲む余裕がない

伊勢エビ付きの刺身桶 ハマグリ小鍋 牛肉陶板焼き 天ぷら その他 

炭水化物ならいくらでも食べられけれど

豪華な刺身や天ぷらは意外と入らない

もう胃袋が貧乏飯に慣れすぎて ご馳走が来るとビックリしてしまうみたいだ

 

翌日はまた内房に戻り鋸山へ

ロープウェイで山頂に

矢張り登山の醍醐味はロープウェイかケーブルカーだね

歩いて登るなんてのは愚の骨頂

そんな事を考えていられたのはロープウェイ降りるまでのこと

そこから絶景の名所「地獄のぞき」までは

荒れた階段を長く下りそして長い階段を登らなくてならない

休み休み行っても息が上がる

肺が酸素を求めてぜーぜーいっている

狭心症の心臓がバクバクいっている

足が上に上がらない

登る階段の途中で脳裏に閻魔様の顔が見える

デブが行く地獄のぞきとは切り立った崖下を覗くだけじゃなくて 階段のキツさに地獄が見えるという訳か

なんとかたどり着いたら

今度は同じ道を戻る

長い下りとまたキツい上り

もう二度と鋸山に行くことはないだろう

 

しかし今回使ったふるさと納税の返礼宿泊券はコスパが高い

今年も千葉県長生村を応援しようっと!