デブ親爺の自転車ダイエット

escape R3に乗ってダイエット

なぎら健壱のライブへ

久しぶりになぎら健壱のライブに行ってきた

中学時代から何故かなぎら健壱が好きで

周りの友人が拓郎だ陽水だと言っているなか

ひとり4畳半フォークにはまっていた

それから半世紀近くたっても好きなものは変わりない

 

横浜ムービルのライブハウス

Thumbs Upへ


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以前はよく行っていたのだがコロナでしばらく足が遠のいていた

友人を誘っていざ横浜へ

ライブハウスでいつものペースで飲むととても高額になる

以前バーカウンターに座ってライブを見ていたときの事 カウンターで作る飲み物がやたら美味そうに見えて仕方なかった

バーボンを牛乳で割ったカウボーイとか作るの見てたら注文したくなるでしょ

その結果帰るときに一人で飲んだだけなのに2万円オーバー

ひとりで飲んだ新記録ですとか言われてしまうし

 

そんな事にならないように予めムービル1階の「一軒目酒場」でたっぷり酒を飲んでおく

サワーなら190円 ハイボールだって300円

つまみもほとんど300円以下

ここで酔っておけばライブハウスで鯨飲馬食が抑制できる

 

ライブハウスの会場は予約順に中に入って勝手に席を確保する方式

開場30分前にライブハウスへ

正直おっさんばっかり

それもおしゃれじゃないオッサン

同じフロアにミントホールというライブハウスがあってこちらは大行列

それも若くておしゃれなお姉さんばっかり

会場待ちの行列がとても華やか

何かいい香りがしてきそうな人達の集まり

どうやらイケメンロッカーのライブらしい

 

それに比べてThumbs Up前の集団のみすぼらしい事よ!

人生に疲れたようなおじさん達がダラダラ入場待ちをしている

 

でも ライブは良かった


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美味しい食事とバーボン そして好きな唄

そしてラストの唄は「夜空に乾杯」

♪酒のめ 酒のめ 酒を飲んで忘れろ

 酒のめ 酒のめ 酒を飲んで忘れちまえ♪

ラストでみんなで大盛りあがり

ライブって楽しいなぁ

 

あ~ イヤなことは酒のんで忘れちまって明日からまた頑張るか!

 

 

 

 

国宝展

東京国立博物館の国宝展に行ってきた。

昨今の状況よりWebでの完全予約制

簡単に予約できるかと思っていたらとんでもない

開催の前期分はあっといあう間に売り切れ

後期分の予約は予約開始時刻ピッタリにサイトを開こうとするが全くつながらない

5分後に漸くサイトを開くことが出来たが全て売り切れ

諦めていたら一週間だけ会期が延長されることとなった

この延長告知が徹底していなかったのか なんとか予約が取れた


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予約制だがとにかく人が多い

そして本当に見たかった物は展示終了だったりする

それでも矢張りすごいものが多い

例えば岸田劉生の「麗子微笑」

写真では知っていたし少し不気味に思っていたが実物は違った

肩に掛けた毛糸のショールが立体的に見える

ちっとも不気味ではなくかわいい!

本物の雪舟山水画も初めてみた

埴輪の挂甲の武人の表情の素晴らしさ

すごいものを見過ぎると頭が沸騰したようになってクラクラする

そんな状態で国宝展のグッズを扱う物販コーナーを覗いたら

埴輪・挂甲の武人の縫いぐるみがある

遮光器土偶もかわいい縫いぐるみになっている  欲しい!みんな欲しい!

ハイになった気持ちを抑えて埴輪の縫いぐるみの大きいのと小さいのを買ってしまった


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帰り際に表慶館で開催されている

「150年後の国宝展」を軽い気持ちで見てみる

ここもなかなかすごい

個人や企業のコレクション展示なのだが入るとすぐに東宝ゴジラ
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個人で集めた各地の煮干しの標本など見飽きない

 

文化酔いした頭を抱えて御徒町

博物館の後はいつもの昼酒

普段なら大量に飲んで喰ってヘベレケになるところをガマン

大人の昼酒を楽しんだ
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正直ひとりの昼飲みで刺身なんて頼むの初めて

安くて量のある揚げ物ばかり頼んでいた昔とは ひと味違う自分に少し感動

ハイボールも5~6杯にとどめてほろ酔いのまま帰る

いやぁ本当に大人の飲み方だなぁ

ちゃんとした酒の飲み方が出きるようになるのに60余年もかかってしまった

 

初のソロキャンプ

先日 いつもの友人と3回目のキャンプに行ってきた。

都会の喧噪を離れ自然の中で静かな時間を過ごす  なんて言うとかっこいいけど 私の住んでいる地区は田舎だから喧騒なんて全く無いんだけどね

あまりに楽しかったので10日後に同じ場所でソロキャンプをしてきた。

今まではアウトドアに慣れた友人が細かいことをやってくれたり教えてくれたりしていたが今回は全部自分でやってみる。

 

11:00

キャンプ場にチェックイン

すぐにテントその他の設営

今回はタープを張らずにテントのキャノピーを使う

う~ん なかなかかっこいいぞ
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後で気付く

キャノピーは日射しが強くなければ邪魔なだけ

かっこいいんだけどね

12:00

コンビニで買ったおにぎりを食べて近隣のホテルの立ちより湯へ

最近体調が悪いので 空腹や飲酒して風呂に入らないように気をつけている

露天風呂でのんびりしてキャンプ場に戻る

14:00

ビールを飲み始める

缶ビール片手にキャンプ場内を散策(徘徊)

芦ノ湖の見える場所風景を肴にビールを楽しむ。


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この散歩で見かけた同年代のソロキャンプのオッサン。

テント前でロータイプのチェアに座ってボーッとしている。

ロータイプチェアならアグラをかくように座ればいいのに何故か体育座り。

背筋を曲げて下を見ている。

まさに うなだれ座り

その人の区画だけ哀愁が漂ってくる

せめてビールでも片手に持てばキャンプ気分が出るのに 手は膝を抱えている。

何かから逃げ出してここに来たのかな。

辛いことばかりじゃないよ なんて声をかけたくなるね。

自分のサイトに戻ってまたビール

15:00

する事無いから焚き火を始める

このキャンプ場は調理以外の焚き火は禁止なのだが 焚き火のそばに少しだけ食材を出しておけばオーケーらしい

ネットでキャンプの焚き火で失敗しない方法とかよく読んできた

買った薪を細く割って段々太い薪にしていけとある

でもジェル着火剤を大量に直接薪に塗りたくればそのまま燃える

キャンプ上級者は火打ち石使ったり 焚き付けに麻ひも使ったりと昔風の火付けを楽しむようだけど 100円で着火剤があるんだからそれでいいじゃないの?

まぁ薪割りは楽しみでやるようなもんだし

しかし焚き火の炎を見ていると落ち着く

しゃべる相手もいないから色々考える。

今回のキャンプ サイト利用料 薪2束 食材で約13,000円位掛かっている。

この金額は大江戸温泉グループのホテルで飲み放題付バイキングの値段と同じなんだよね。

温泉に入って呑んで喰ってゆっくり布団で寝るのと野宿が同じ値段。

じゃぁ何故キャンプなんかするのか?

子供の頃 よく友達と捨ててある段ボールとかを使って空き地に秘密基地を作った。

出来上がると「30分後に集合な」なんて言ってみんなで家からお菓子とか持ち寄って内で食べながらはしゃいだっけ

あれを大人になって再現しているんだ。

ソロテントの狭い空間こそ子供の頃に憧れたちゃんとした秘密基地そのものだ

更に酒飲みは外で酒を飲むのが好きだ

花見なんて花を見るのは少しだけ

あとはただ開放的空間を感じながら酒を飲みたいだけ

花の咲いていない屋外で一人宴会していたら通報されそうだけどキャンプならそんな事はない

 

17:00

少し早いけど食事(酒のつまみ)

飲み物はバーボンに変える

焚き火台に網をかけて

椎茸 ネギ エリンギ ピーマン ナス

ソーセージを焼く

野菜は少量づつ家から持ってきた

まともに焼けておいしかったのはピーマンとエリンギ ソーセージ
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あとは生焼けか焼きすぎになってしまう

焚き火をすると何か焼きたくなるけど炭火と違って薪の炎では調理は難しい

次回はいっそ焚き火は観賞用にして 食事はスーパーで買ってきた握り寿司とかでもいいのかもしれない

〆前にスーパーで買ったアルミ鍋に入った一人用鍋セット


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そのまま火にかけるだけ

これは便利でなかなか良い

 

今回焚き火用に今までは軍手を使用していたが革手袋を購入

キャンプ用品ってなんであんなに高いんだろ

革手袋もキャンプ用だと3,000円くらいするけどワークマンで溶接用買えば380円で済む

更におしゃれキャンパーのブログ等を見ると

タープの中に棚を設置して数種類の調理道具を並べたりしている。

これは家での快適さをアウトドアに求めるからだろうけど 家と同等の快適さを求めるなら家に居ろ!外に出るな!

テント前にあまり道具を置くと河川敷のホームレスみたいになるぞ

青色のテント使っている人は特に注意しなければホームレスのブルーシート住宅にそっくりになってしまう

キャンプなのにホームレスの真似事にならないよう出来るだけ道具は少なくして自然を楽しみたい。

以前見た夫婦のキャンパーはテント設営時に周辺の草むらに殺虫剤を丸々一本撒ききっていた。

あんたら何がしたいんだ?

虫がイヤならキャンプするな!

きわめつけはテントの周りをLEDのテープライトでキラキラ点灯させてる

お前のテントは出張風俗店か!

20:00

焚き火の火が消えるのを待って就寝

少し早いが他にする事がない

翌朝06:00起床

昨日の使った食器が暗くてきれいに洗えていないので洗い直し

鳥の囀りを聞きながらコーヒーを楽しむ

07:00朝食

サッポロ一番塩ラーメン

具は卵だけ

これがやたらにうまい。

毎回思うがキャンプ飯で一番うまいのは朝のインスタントラーメンだ

08:00撤収開始

椅子とバーナーだけ残して車に積み込み

約一時間で撤収完了

残したバーナーでコーヒーを入れてのんびりイスでくつろぐ

10:00チェックアウト

 

今まで友人に頼ってきたキャンプもなんとか自分一人で楽しむことが出来た

声を大にして言いたい!

 

   ひとりでできるもん!

 

 

 

 

人生で一度だけモテた話

 

 

最近見たドラマから連想して思い出した話。

 

今から40年以上昔 当時18才か19才の頃の出来事。

高校時代に応援団の同期で仲の良かった友人M君。

大学ではM君は応援団 私は柔道部に所属しており所属は違っても相変わらず仲は良かった。

 

そのM君が地元の先輩の紹介で新宿のディスコでバイトを始めた。

ビルの中にある小さなディスコで時給が高く仕事も楽だと楽しそうに教えてくれた。

そこのマスター(店主)にM君が私の事を話したところ Mの友達なら来てれたら好きなだけ飲んで食事も好きなものを無料でご馳走するよ と言ってくれたらしい

そんな話を聞いたら行かずにはいられない。

ただし 必ず学生服着用で来いとの事。

おしゃれなディスコは学生服なら入店を断られるのに何故か学生服を指定とはなかなか太っ腹。

当時武道系の学生は皆いわゆる応援団風の学ランを着用しており私もそんな格好で一人新宿へ


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これが当時の学生服姿

 

今でこそ新宿二丁目と言えばゲイのメッカで有名だが昔はそんな事を知っている人は少なかったと思う。

教えられた伊勢丹デパートの裏手 新宿の二丁目か三丁目の路地を入ったビルに入居しているそのディスコは女性入店禁止の男らしい硬派なディスコ。

そう ゲイ専用ディスコ  昔はゲイなんて言葉は一般的ではなくホモなんて呼ばれていた。

 

中は20坪位の小さなディスコで入るとすぐマスターが気がついてカウンターに案内される。

タダ飯だからカウンターの端に座ろうとするとマスターからカウンターの真ん中に座らされる。

常連ばかりの店らしくマスターが客にM君の友人だと私を紹介してくれる。

すぐ出てくるビール

一気に飲めばすぐに次のジョッキが出てくる。

ピザやらポテトやら色々つまみも出てくる。

ビールに飽きたら今度は水割り

 

 

カウンターの隣にも入れ替わり立ち替わり色々な人が座る

みんなフレンドリーに話しかけてくる。

特に柔道部というのにみんな食いついてくる。

でも 音楽がうるさいのであまり話は長くならなくて助かる。

 

少し酔ってくると学生服が苦しくなる。

硬派の学ランはカラーが高いから首が苦しくて下を向けない。

脱ごうとするとマスターから学ランは脱がないでと注意が入る。

まぁそんなもんかと学ラン姿で飲み続ける。

周りを見回すと男同士で見つめ合いながら踊る人や壁面の鏡に映った自分の姿を見ながら踊る人。

酔っているからそんなに気にならない。

ものすごく歓待されて全部タダ。

気持ちよく酔っているとL型のカウンターの短い辺に座っているプロレスラーみたいな体格の男が私をジッと見つめている。

顔つきはフォークシンガーの三上寛そのもの


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怖い

本当に怖い

いわゆるケンカの前哨戦のガンをつけるとかじゃない熱い視線

目があって急いで逸らすも相手は動じないでジッと見つめてくる。

これはマズいと逃げるように店を出てしまった。

マスターはまた来てくれたらタダでいいから是非おいでと優しく言ってくれたが もう行けない。

怖い。

今考えるとゲイの人にとって

角刈りで学生服の柔道部員はご馳走だったのだろう。

例えばオヤジしかいない飲み屋にセーラー服の女の子がひとりで座っていたらどうなるか?

それと同じ事だったのだろうと思う。

入れ替わり立ち替わり隣に座って飲んでいた人は口説こうと思っていたのだろう。

でもチークに誘われたって男同士で踊りたくないじゃない。

悪く考えると 間髪入れずに出てくる酒も酔い潰すためだったのかもしれない。

 

今考えるとよく一人でゲイでもないのにそういう店に行ったと思う。

それはゲイの人にとってとても失礼な事だったかもしれない。

本当に馬鹿。

 

そして あんなにモテたのは後にも先にこの時だけ。

女性にモテたかったなぁ

 

 

墓参りで米沢へ

大学時代に柔道部で同期だった親友が亡くなって五年が過ぎた

今年も仲の良かった友人と二人で墓参りに行ってきた

お墓は山形県米沢市にある

去年 一昨年はコロナ禍で墓参りが出来なかった為今年は準備万端整えて米沢へ

 

新幹線つばさでいざ出発

友人が全て手配してくれて 早割を使ってグリーン車で移動

グリーン車がうれしくて思わず記念撮影


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新幹線で食べる弁当は格別

上皇陛下もお好きという東京駅チキン弁当とノンアルコールビール

本当はビールが飲みたかったが墓参り前の飲酒は自粛

少しは理性のある行動が出きるようになってきた

 

亡くなった友人の奥さんに会ってお仏壇に挨拶

遺影を見ると在りし日の姿や口癖が思い出される

その後お墓にお参り

 

お墓参りを済ませたらそのまま小野川温泉の宿に向かう


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小さくて古いけれど手入れの行き届いた良い旅館

源泉掛け流しの硫黄泉の香りに包まれての入浴はとても気持ちがよい

昔 誰かが源泉掛け流しを源泉垂れ流しとか言っていて小汚い表現だなと思い出す

コロナ禍の温泉の作法では「黙浴」なのだが他に人がいないので友人とバカ話に花が咲く

夕飯は豪華
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岩魚はカルパッチョと串焼き

すき焼きはA5ランクの米沢牛

これだけ豪華な宴に酒が無くては価値半減

高畠ワインとさくらんぼビール
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ワインは美味しいがビールは不思議な味

さくらんぼの香りのビールは珍しいけれどおいしくはなかった。

食後に散歩がてら川縁へ

ホタル祭りは終わったけれどまだ少しホタルは見られると聞いていたが 本当にいた!

ほんの数匹だが自然のホタルは初めて見た。

淡い光の点滅がせつなく美しい

古来より日本人がホタルを愛する気持ちが良く理解できた

 

翌朝 またのんびり温泉につかって朝食
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ご飯がやけにおいしい

近隣でとれた「つやひめ」

米を育てた水と同じ水で炊いたご飯だからだろうか?

よくウイスキーは仕込んだ水で割るとうまいと聞くがご飯も同じなんだな

朝食後 たんぼアートを見学


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今年は上杉鷹山公の図柄

たんぼアートは写真でしか見たことが無かったが初めて実物を見た

よくこの図柄を稲で作ったと感心するが

5分で飽きる

その後 蔵王温泉の大露天風呂へ
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ここは何度か来ているが私の今まで体験した露天風呂の中で一番素晴らしい

木々の緑 横を流れる川の音

豊富な湯量のかけ流し 硫黄の香りと白濁の湯

こんな幸せが他にあろうか!

風呂上がりは山形市に出て山形名物冷やしラーメン

前回は冷やしラーメン発祥の店 栄屋本店に行ったので今回は五十番へ

店前ののぼりは冷やしラーメン発祥の地と書いてある 正直でよろしい
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美味しいが何か物足りない

ついでに栄屋に行ってみる

この店ののぼりは冷やしラーメン発祥の店とある

お昼時を過ぎているがとても混雑している
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やはりこちらの方が美味い

満腹 満腹

そりゃいっぺんに二食食えば腹一杯だ

 

天童の道の駅と米沢の道の駅でお土産を買って米沢駅

亡き友人の奥さんが見送りに来てくれた

 

お墓参りの後 他人が見れば二人旅ではあるが実際は亡き友を含めて三人で旅を楽しんだと思う

見えていないけど 彼はすぐ横で機嫌よく笑っていた

駅で彼を奥さんにお返しして帰路へ

 

充実した二日間でありました

土肥温泉でヒートショック

先日友人と伊豆の土肥温泉に行ってきた。

大江戸温泉 土肥マリンホテル。

土肥の海水浴場の砂浜に面した温泉ホテルだ。

 

観光目的もなく、温泉 バイキング 飲み放題 これが目当てのオッサン2人旅。

部屋から見える海が気持ちいい
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チェックインしたらすぐに風呂

のんびりと露天風呂につかる。

ほのかに潮の香りのする風を浴びて入る露天風呂。

これ以上の贅沢はない。

少し身体がほてってきたので風呂の中の岩で出来た段差に腰掛けて上半身を出す。

すると立ちくらみのようにふらつく。

これは危ない!

座った体勢が維持できない

温泉から出て身体を冷やそうとゆっくり立ち上がる。

此処で記憶がなくなる。

 

気がつくと湯の中に沈んでいる自分に気づく。

此処がどこなのか?

何故お湯の中に沈んでいるのか?

何がなんだかわからない

頭がはたらいていないから 「まぁいいか」

と感じて自分が今危険な状態にある事に気がつかない

すぐにお湯をかき分けて友人が走ってきて肩を掴んで頭をお湯の中から引き上げてくれた。

その後ゆっくりゆっくり湯から上がって長ベンチで横になる。

倒れるところを見ていた友人によると

突然 前のめりに頭からお湯の中に倒れ込んで身体が前周りのように半回転した とのこと

幸いにも周りの岩に頭をぶつけたりお湯を呑み込んだりはなかった

しかし、もし自分一人で周りに人がいなかったら 助からなかったかもしれない。

ただ温泉につかっただけでこのざまである。

全く老いたものだ。

後で調べてみるとこれはヒートショックの症状のようだ。

 

熱いお湯につかると血圧は下がります。その上、発汗によって脱水し、さらに血圧が低下することがあります。この状態でいきなり立ち上がるとまた血圧が低下し、めまいを起こしたり、ひどい場合には失神につながったりします。

 

 

ヒートショックなんて寒い冬に年寄りがなるもので自分には全く関係ないと思っていた。

気温25℃位 温浴時間10分でもなるときにはなる!

失神なんて初めての経験!

今後充分注意が必要だ。

 

体調を整えて夕食バイキング

正直食欲はあまりない  筈なのにバイキング会場に行くとついつい色々な物に手が出てしまう

事前に飲み放題を申し込んだいたので少しだけハイボールを飲む
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ひさしぶり大人のバイキング

食べ過ぎない 飲みすぎない

「俺って大人だなぁ」

自己満足して部屋へ

 

これがヒートショックの顛末

本当に気をつけましょう

 

 

二郎 恐るるに足らず!

遂にラーメン二郎デビュー!

男60才の初体験だ 

乙女の初体験は甘酸っぱいのが定番だが

オッサンの初体験は脂ぎった醤油味

 

インスパイアじゃない本当の二郎でラーメンを初めて食べた。

鵠沼で朝より軽作業をしていて、思ったより早く作業が完了。

ふと二郎に行ってみようと思い立つ

二郎湘南藤沢店は作業場所からバイクで15分もあればつく。

10:30頃到着 11:00の開店待ち

店舗の隣の待合室で待つ

私の前にに並んでいた人は5人 それが段々増えてくる。

客層は見るからにオタクなおじさん もしくは デブ

季節は春なのに明るく春らしい服装の人は皆無。

暗~い色使いのTシャツにやはり地味な色味のズボンのむさい男集団が無言で群れている待合室

外から見ればちょっと異様な感じがするこの集団に見事に溶け込むデブの私。

開店10分前まだ食券買う前に店員さんに麺の大きさを聞かれる

「小」にしたが「麺少なめ」で頼む人が多く 食べきれるか少し不安になる

いよいよ開店 待ち客は20人以上いる

予習しておいたのだが食券買ったらそのまま横にあるレンゲとセルフの水を持ってカウンターへ行く

いったん着席してから水やレンゲを取るために離席するのはルール違反らしい

ルール違反をしても言葉でたしなめられる事は無いものの客全員に心の中で「ギルティ」と叫ばれてしまうらしい

例の「にんにく入れますか」には初心者らしく「そのままで」で対応

本当に「ニンニク 野菜マシ アブラ」とか言う人が沢山いるんだ。

知らん人がこれを聞いたら呪文だと思うよね

 

出てきたラーメンがこれ
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食べ始めると後ろで立って待つ客の視線が背中に刺さる

ここで残したりゆっくり食べたりすると

「ギルティ 万死に値する」となってしまう

もう何も考えずワシワシ喰う。

そう二郎では頭で考えて味わってはいけないのだ

燃えよドラゴンブルース・リーが弟子に伝えた

Don't think! Feel.

これこそが二郎の食べ方なのだ

考えるな!感じろ

う~ん 奥が深い

小サイズでも結構量がある

普通のラーメン屋の大盛より多い 

ものすごく急いで食べた訳じゃなけれど最初に食べ終わってしまった。

隣の席のデブを見れば同じ小サイズの注文で同時に食べ始めたのにまだ半分しか食べていない

ネットの大げさなデマに騙された

モタモタしてると見込みで茹で始める麺のロットが崩れるから一気に喰えと書いてあったけれど

急がずとも普通に食べても大丈夫

 

さて 味であるがまさにジャンクの王道

下品でうまい!

そしてインスパイアのぎょうてん屋や豚山とかも上手にまねているものの野菜の処理が本家にはかなわない感じがする。

 

やっと念願の二郎のラーメンを食べることができて嬉しい

敷居が高くて行きそびれている人に言っておこう

二郎 恐るるに足らず!