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食道アカラシアについて その2

やっと病名が判って紹介された昭和大学 江東豊洲病院へ 

この病院の消化器内科の教授が食道アカラシアの権威で画期的な内視鏡手術を実施している。

全国から食道アカラシアに悩む人が手術を受けにやってくる。

最初の診察でバリウムを飲んで胃に落ちていく様子をレントゲンで撮影。

本当に食道から胃に落ちない。

本来なら食道からそのまま胃に落ちていく筈のバリウムがごく細い糸のように胃に入っていくのがわかる。

食道もかなり肥大して曲がってしまっているため手術が必要との診断だが、混み合っているので検査入院まで3ヶ月かかるとの事。

 

3ヶ月後2泊3日の検査入院。

レントゲンと胃カメラ 大腸カメラなどで特につらいことは無い。

 

更に3週間後に2泊3日の手術入院。

看護士さんから「病名がわかるまで苦労したでしょ」と労ってもらえた。

手術を受ける人は長い間病名も判らず、精神科に回されたり苦労している人が多いらしい。

特に女性では食事が出来なくて栄養失調になる人もいたらしい。

何せ苦しいのに原因がなわからないというのはつらい事だ。

 

手術は内視鏡で行うためほとんど痛みはない。

それより初めて手術室のベッドで無影灯を見て少し興奮した。

何かドラマの主人公みたい!

手術後もさほど痛みはない。

病院が禁煙でタバコが吸えないことのほうがつらかったくらいだ。

 

手術を終えて体調が回復すると

飯が美味い! 酒が美味い! 外食が恐くない!

あっという間に80kgから110kgに大幅リバウンド。

ラジオで伊集院光が100kgを超えられるデブはデブ界のエリートだ

ノンエリートは3桁の壁を越えることが出来ない

なんて事を言っていたが私はやはりデブ界のエリートであった。

 

手術後は月に1~2回あった38℃以上の発熱もなくなった。

この発熱も食道アカラシアからくるものであったらしい。

 

それからゆるゆるとダイエットを始めた。

痩せてはリバウンド 痩せてはリバウンド

そんな繰り返しの日々である。

痩せたいと思う気持ちは当然強いが

喉詰まりしないで食べる事が出来る事をとても嬉しく思う。

だから痩せない!