母親が高齢者である。
認定調査と呼ばれる介護度を判定する調査があるという。
これにより介護度をどのランクにするか決めるとても大切な調査らしい。
認知度の判定の一つに
「昨日食べた夕飯は覚えていますか?」という質問があるらしい。
自分が年をとってその調査を受けて
「昨日の夕飯は?」と質問を受けたら
名作映画カサブランカのボギーになりきって
「そんな昔の事は覚えていない」
「これから何かやりたい事はありますか」
何て質問があれば
「そんな事先の事はわからない」
目の前に出されたお茶を飲む時は
ケアマネージャーの目を見つめ
「君の瞳に乾杯」
とか言ってみたい。
まさしく気分は映画「カサブランカ」の「ハンフリー・ボガート」
もし映画のカサブランカを知らないケアマネージャーだったら ただのボケ老人と判定されるだろう
そんなリスクを理解しながらあえてバカをやって家族を泣かせる老人に私はなりたい!
この感覚を理解してくれる人が居たらその人に言いたい
「これが新しい友情の始まりだな」